(2012/03/24) 「泊原発1/2号機の再稼働を許さない北海道集会INいわない」が行われました
会場の岩内地方文化センターには、一般市民、脱原発の運動をしている市民団体、平和フォーラム、安保破棄実行委などにかかわる個人・団体約1500人が集まりました。
福島県農民連会長の亀田俊英さんは「農業と原発は絶対に相容れません。福島と北海道でともにがんばり、原発ゼロの日本をつくりましょう」と話しました。みぞれ雪の中、岩内漁港から町の中心部にかけてパレードし「原発とめよう」「再稼働させるな」「子どもたちを放射能から守ろう」と訴えました。
(2012/03/19)大阪「2条例案」に対するたたかい全国支援に参加してきました
土井寿道退教事務局ととともに、3月17日空路大阪へ。大阪の暖かい日差しを期待していましたが、何と “寒い”の一言でした。
身体を温めるため、某居酒屋で‘明日からガンバロー’の乾杯後、早めに就寝。
翌18日、11時より全国から駆けつけた50名で、大阪市庁舎近くの中央公会堂で意思統一集会。全教副委員長の長尾ゆりさんが『橋下維新の会は公務員・教職員攻撃を繰り返し、「構造改革」を推し進めている。これは安倍晋三の「教育改革」の延長線上にあり、最終的には憲法9条の改定をも画策する極めて危険な内容です』と挨拶しました。
橋下個人の問題ではなく、右翼的潮流の大きな背景の中で進められていることを学習した私は、"よ~し!今日と明日は目一杯たたかうぞ!”と決意しました。
午後から、御堂筋パレード。中之島から難波までの4kmを間断なく力強くシュプレヒコール。1500人の行進に、沿道から‘がんばれ- 応援しているよ-”と、たくさんの暖かい言葉をもらい、私の足取りも軽やかになりました。
また、私たちの旗と腕章をみつけ、全国からこられてみなさんから「遠くからご苦労様です」と多くの声がかかりました。極め付けは、地元大阪退教の一人の方から「北海道の旗が見えて、失礼ながら2人の白い髪を見て現職でないと思い、腕章で確認できました。遠いところから本当にご苦労さんです。OBとしていっしょにがんばりましょう」といわれ、感激しました。
夕食は二人で、某居酒屋でご苦労さんの祝杯。
翌々日19日は、大阪府庁舎前で宣伝とビラ配布。府教育委員会も入っている庁舎前での活動です。私たちはビラ配布を担当しましたが、職員のみなさんの受け取りが大変良く90%以上の方がビラを手に庁舎へ入って行きました。仕事中声高に語れないことが関心を深化しているように思えました。嬉しくも驚きでした。
宣伝活動終了後、午前10時過ぎから、府議会各会派に要請文を手渡しながら、協力要請を行う取り組みをしました。
私たち2名は東京都教組及び茨城教組の4名で公明党へ。「ごくろうさまです」とにこやかに対応してくれましたが、中身ははっきり言って最低。事務局担当の議員臼く「いやー(維新の会が)200万票も取ったのだから仕方ないでしょう。緩んでいる先生方もいたのでガツンとやるのもたまには必要でしょう。最初出てきた条例案よりだいぶやわらかくなっているので、いいとちゃいますか-」
おいおい、何と気楽なお言葉。公明党さんには崇高な教育方針があるんじゃなかったんですか。府議会第2党も残念ながら維新の会に完全に擦り寄ってしまっていると判断せざを得ませんんでした。
最後の取り組みでちょっと腰がくだけそうになりましたが、気を取り直して2日間の総括です。
2日間を通して、全国でこのたたかいが広がっていること、地元大阪の教職員のみならず住民の人全体に静かに橋下市政、松井府政の「実像」が見えてきていることを肌で感じました。厳しいたたかいではあるものの、展望を感じました。
2012年3月19日午後5時30分、新千歳空港に無事到着。
ちょっと疲れましたが、実に充実した2日間でした。ありがとうございました。 ( 道退教事務局:柿崎幸至)
(2012/03/12) 「全国一斉・さようなら原発1000万人アクションIN北海道(札幌集会)」が開催されました。
札幌市大通公園8丁目広場で開催され、2000人を超える人が参加しました。道教組組合員など40余人が、道教組・道退教の集まりだけでなく、原発0を求める市民グループや年金者組合のグループ、女性団体のグループの中で参加していました。「さようなら原発1000万人アクション北海道」の呼びかけ人である小野有五さん、西尾正道さん、麻田信二さんが挨拶し、「原発をなくしましょう。泊原発を止めましょう」と呼びかけました。
泊原発の近く(喜茂別町)でチーズを造っている斉藤さんは子どもさんをだき抱えながら「豊かな大地を引き継いでいくためには原発はいりません」と話しました。
集会後、中心街をパレードし、道行く人々に「とめよう泊原発」「さようなら原発」を訴えました。
【白老集会:白鳥克己さん】 粉雪混じりのあいにくの空模様。それでも9時半からの『原発ゼロ』街頭署名には10数人が集まりました。次の講演会までのわずか30分ほどの時間でしたが、30筆ちょっとの方が署名に協力してくれました。
10時半からは会場をコミュニティセンターに移して、室工大名誉教授の橋本忠男氏から『放射線と生命体…電気を原発に頼っていいですか』という演題でお話をお聞きしました。
これまで推進派からは、地球温暖化を防ぐためには原発が必要だと宣伝されているが、原子力資源は40年、せいぜい100年分しかない。人間の歴史は100年後も続いていくのだから、無限ともいえる再生可能エネルギーに今から転換していかなければならない。使用済み核燃料の放射能はもとのウランの一億倍にもなり、使用済み燃料の処理はアメリカも日本もあきらめている。チェルノブイリの様々なデータからは低濃度被曝でも人体に影響が出るのは間違いない。それでも議論が分かれるのは、被曝が原因で現れたガンと他のガンが区別できないからだ。
多くのデータを駆使したわかりやすい説明に、参加された80余名の方たちも原発の怖さ、再生可能エネルギーへの転換の必要性が伝わった集会でした。
その後、午後からの苫小牧集会にはしごする方も多くいらしたようです。
【室蘭集会:大野泰枝さん】「なんぼも、もたないよ。人の造ったものは、こわれるさ。」
原発造りに携わった方が、壇上で話をしました。自分が製造に関わったものによって、たくさんの人々が故郷を奪われている現実を、勇気をふりしぼって話していました。
2012年3月11日、室蘭市中島会館での集会後、デモ行進を行いました。14時46分、デモ行進中に、この時刻を迎えました。被災地のために、それまで何かしてきたか、と聞かれたら、「実家の援助と、わずかな寄附以外、何も」としか言えません。ただ、その時刻をデモ行進中に迎えられてよかったと思います。自己満足と言われても結構です。約200人で、大きな声で、こぶしを振り上げて「脱原発」を表現したという事実には変わりありません。
(2012/01/19)道教組短信
「道教組・道高教組は、1 月17 日(火)
午後5時40分より、「第2回賃金等継
続課題に関する交渉」を行い、
①新たな独自削減案
②現給保障の廃止
③地域手当の移動保障の廃止
④道立学校職員の
公宅料・公宅駐車場料金の改定
の課題について質問し、誠意ある回答を
求めました。
(2011/12/27) 第1回賃金等継続課題に関する交渉が行われました。
道教組・道高教組は、12月27日(火)午前10時より「第1回賃金等継続課題に関する交渉」を行い、以下3点の課題について質問をし、誠意ある回答を求めました。
①新たな給与の独自削減案 ⇒ 苦渋の選択、改めてご協力を求めざるを得ない
平成24年から3年間、給料5.5%・ボーナス役職段階別加算1/4をカット
②現給保障制度の廃止 ⇒ 引き続き検討
06年4月からの新給料表と、それ以前の給料表との差額を保障する制度。当時は、「差額がなくなるまで支給する」とし、廃止期限は設けられていなかった。50歳代が対象。
③地域手当異動保障の廃止 ⇒ (所用の見直しを)行う
札幌市の教職員に支給されている3%の地域手当。市外に転勤した場合、2年間継続支給(1年目3%、2年目2.4%)されている。郡部との人事交流がさらに停滞してしまう。
※詳しくは、下の「道教組短信PDF」をご覧ください。
(2011/12/26) 2012年定員・教育予算の先勝・意見交換・交渉の報告
道教組は、26日10時より夕方まで、2012年度定員教育予算の「折衝」を各課と行い、続いて夜6時過ぎから9時過ぎまで「交渉と意見交換」を行いました。内容については下のPDFをご覧ください。
(2011/12/05) 58,247筆を道議会に提出 -教育全国署名北海道提出集会-
上をクリックすると、集会の様子を伝える動画が見られます
12月5日(火)に、教育全国署名北海道提出集会が行われました。この日提出した署名は、58,247筆でした。(12/8現在の道教組扱いは20,743筆です)
集会では、大口道教組副委員長(せたな町立大成中)が「ゆきとどいた教育を進めるために~子どもをどうとらえるか 教師としてどう生きていくか~」と題して講演しました。まわりの同僚・先輩教職員・保護者・地域の人たちに支えられた自らの教師育ちに触れながら、「“詰め込んで詰め込んで詰め込んだ結果、剥落する学力”づくりを強要されている。子どもによりそい子どもの現実をよくつかみ、まわりの人たちと連帯・共同しつつ、深い理解と優しいまなざしを持った教育実践をつくりあげていきたい」と話しました。
交流では、道退教石狩札幌支部が目標の1,500筆を突破したこと、高教組富良野支部が地域の360のの職場・事業所訪問を行い目標を突破したことなどが紹介されました。
続いて、安岡道教委教育職員局参事(主幹)を迎えて、請願事項を要請し、それについての道教委の見解を聞きました。
最後に、道議会に出向き、議会事務局に署名を提出しました。
(2011・11・28) 道新11月15日付読者の声欄に掲載された奥田訓也さん(根室管内別海町在住)の投書
「 会計検査院が道内の公立小中学校の教職員が不適切な勤務をしていたと指摘した問題で、そのような勤務実態が教育現場にまん延していると誤解されかねない報道がされていますが、遺憾に思います。
ほとんどの教職員は、労働法に定められている休憩時間すら満足にとれず、懸命に働いています。夕方まで課外活動や補修の指導、会議・打ち合わせなどに追われ、退勤時刻を過ぎてようやく、教材準備や書類作成などの個人業務に集中する毎日です。自宅に仕事を持ち帰ることや、休日出勤も少なくありません。
一方で、超過勤務に見合った手当や回復措置はなく、有給休暇もなかなか使えない状況にあり、心身の健康を損なう教職員が増えているという問題も表面化しています。
不適切な実態は是正すべきです。ただ、大多数の教職員が感じている『もう一つの不適切な勤務実態』にも、目を向ける必要があるのではないでしょうか。」
「道民の安全・安心、くらし、産業、地域を守り、未来を担う子どもたちのために、 泊原発の再稼働を許さず、安心して住み続けられる『原発のない北海道と日本』の実現をめざそう」と23 日、札幌市大通で、「『とめよう!なくそう!原発』11.23道民集会」とパレードが行われました。3000 人もの青年・婦人団体、労働組合、平和諸団体、個人が参加しました。
集会では、石塚さん(主催の国民大運動北海道実行委員会代表)が「原発からの撤退を決断し、『原発ゼロ』に向けたプログラムを国・道が策定し、豊かな自然をもつ北海道だからこそ、風力、天然ガス、石油、石炭、省エネなどを多様に組み合わせて、自然エネルギーの開発に本気で取り組み、原発依存からの脱却しよう」と呼びかけました。
道教組組合員・道退教会員は、9条の会・勤医協友の会・年金者組合・・・の団体の方々と一緒にパレードしたり、脱原発カラーポスターを手に持ったり首からさげたりしてアピールしました。また、おそろいの親子Tシャツ、手作りタペストリー、思いを書き込んだ黄色いハンカチ、ビニル袋製の黄色いポンチョなどいろいろ工夫して参加し、道行く市民に訴える姿が目立ちました。