1月24日(水)、道教組・道高教組は賃金継続・定員教育予算最終交渉を行い、全道からかけつけた組合員が交渉に臨みました。
他の都府県が今年度退職者からの手当削減実施に踏み切るなか、今年度実施を見送らせたことは、全道教職員の声を集めた「怒りのレッドカード」など、私たちのとりくみの大きな成果です。しかし、これは問題の先送りに過ぎず、来年度以降の退職者は約80万円削減される問題は残されていることなどから、引き続き高齢層教職員の処遇改善を求めていく必要があります。人間ドッグの精密検査を「職専免」とする方向で検討する姿勢を示したことは、これまでの要求を踏まえた姿勢として受け止めるものです。
また、「庁内一丸となって、取組を強力に進める」とする超勤解消については、割振り変更対象業務の拡大、学校閉庁日の設定や勤務時間の客観的把握に踏み出させるなど、不十分ながらも教職員の超勤解消に向けて重要な前進が見られました。
道教組・道高教組は引き続き、全道教職員の生活と権利を守るため、攻勢的なとりくみを続けていきます。
十勝連絡会は、新保道教組書記長とともに学びあいました。また、空知教組は、柳子どもセンター事務局長とともに学びあいました。「教育課程づくりにしっかり取り組む大切さを再確認した」という感想が寄せられました。
【旭川】24日午後1時から、旭川市内の神楽公民館で、「改訂学習指導要領&特別の教科 道徳」の学び合いの集いがおこなわれました。
前半の2時間は、教育課程と改訂学習指導要領、8社すべての教科書に取り上げられている「手品師」と徳目「誠実」&道徳教科書などについて学びあいました。後半の1時間30分を使って、参加された皆さんの学校でのとりくみや現況について交流を中心に話し合われました。
【札幌】名古屋大の植田健男さんを迎えて、午前10時から約2時間の学び合いでした。現場教員、市立大学の教員、退職教員、保護者など多彩な参加者でした。(以下、続報にて)