道教組NEWS(Web版2014)

(2015/03/18)道教組は、「教職員と選挙」について道教組短信を出しました

「教職員と選挙」

佐藤哲之顧問弁護士に


聞きました

 

 4月12日は統一地方選挙前半戦、426日は後半戦の投票日になっています。くらし、教育、憲法、原発、TPPなど、今後の日本に大ききな影響を与える選挙になります。

道教組は、「教職員は何も選挙活動ができないのか?」という疑問に答えてもらうため、3月12日、佐藤哲之顧問弁護士の所属する合同法律事務所を訪れ、「教職員と選挙」について、お話を聞いてきました。

 

佐藤弁護士より


・教職員は、将来の主権者を育てるため、子どもの成長にかかわる教育という仕事をしています。教職員自身が主権者としての権利(国民の一人として、政治活動・選挙活動の自由)をしっかり行使してこそ、本来の教育ができることになります。

 

・道教委通知による「教職員の選挙活動禁止」はとんでもありません。

「教員の地位を利用しない」、「勤務時間外」(平日の夜・土日など)を守れば、憲法、原発、教育など首長候補や各政党の政策学習会に行く、演説会に参加する、演説会へのお誘いをする、友人・知人への支持の依頼などできるのです。

 

・後援会への参加や知人・友人へのビラ渡し、募金などにも制限はありません。


・今回の明るい会のカンパは、道労連、道教組の組合活動の募金カンパと同一と考えられます

・最高裁の判決でも、公務員の休日ビラ配布での逮捕は、無罪になっているのです。


インターネットの活用ではフェイスブックやツイッターなどのSNSでの発信には一切制限がありません。但し、メールで無差別に依頼することはできません。


◎教職員こそ政治に無関心ではいけないのです。

                        佐藤弁護士さん、ありがとうございました。(新保)

道教組短信 3月11日(教職員と選挙).pdf
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(2014/12/16) 全教が「【談話】次期学習指導要領の改訂に向けた中教審での審議入りにあたって」発表

【談話】次期学習指導要領の改訂に向けた中教審で

    の審議入りにあたって

          2014年12月16日

  全日本教職員組合(全教)書記長 今谷賢二


12月4日、下村文科大臣が11月20日に中央教育審議会(以下、中教審)に諮問した「初等中等

教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)」を受け、中教審初等中等教育分科会教育課

程部会において、次期学習指導要領の全面改訂をめざして審議がはじまりました。

今回の諮問は、10年ごとの改訂期にあたって、学習指導要領の全面的な改訂を行おうとするもので

あり、改悪教育基本法とその具体的方策としての教育振興基本計画を教育課程等に具体化するものです。

その根底にすえたのは、今の子どもたちが成人する頃には「生産年齢人口の減少、グローバル化の進展

や絶え間ない技術革新」などによって、子どもたちの職業の在り方が様変わりしていること、こうした

「変化を乗り越え、伝統や文化に立脚し、高い志や意欲を持つ自立した人間」が求められるとの認識で

す。こうした認識に立って、教育課程について「新たな在り方を構築していく」とし、①これからの時

代に必要な「資質・能力」、それらを育むための指導方法や評価の在り方、②育成すべき「資質・能力」

を育むための教科・科目等の目標や内容の見直し、③そうした学習指導要領の理念を実現するためのカ

リキュラムマネジメントや指導方法や評価方法の「改善を支援する方策」などについての審議を求めて

います。(………以下省略)

初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)         ……下村文科大臣……

20141120初等中等教育における教育課程の基準等のあり方について(諮問).p
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20141216【談話】次期学習指導要領の改訂に向けた中教審での審議入りにあたっ
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(2014/12/10)「ゆきとどいた教育を進める北海道集約集会」が行われました

 12月10日、高校センターにおいて、今年度の「ゆきとどいた教育を求める全国教育署名北海道集約集会」が行われました。
 全道各地から道教組・高教組のほか、退職教員、労組や民主団体関係者など25名が参加しました。集会で集約した48,245筆の署名は、後日事務局で道議会に提出します。

 道議会 へは署名 とともに 請願書を提出 請願書を提出 しま すが、 その際に必要な 紹介議員 の要請を今年は広く取り組 みました。結果、 日本 共産党 ・ 民主党(13人)・ 公明党(2人)、フロンティアに受諾していただきました。  引き続き、他の議員や、新党大地・自民党議員への要請を行い、党派を超えた運動 として、教育条件整備の一点で共同を広げていきます。


(2014/12/07)  「教え子を再び戦場に送るな!北海道の会」が設立されました

 12月7日(日)、札幌市西区のチエリアで、「教え子を再び戦場に送るな!北海道の会」設立総会が行われました。

 道退教(全北海道退職教職員の会)、道教組、道高退教、高校センター研究所、道高教組で準備してきた者です。

 年末、総選挙など慌ただしいなかでしたが、札幌市近郊の他、余市町、小樽市、倶知安町、室蘭市などから、公立学校退職教職員だけでなく、私立高校退職者、学習塾関係者、退教会員外など70名が参加してくださいました。

 元高知県教組の竹本源治氏の詩「戦死せる教え児よ」の群読、参加者のお孫さん二人による沖縄の児童の詩「へいわってすてきだね」の朗読、道民へのアピール、

 川原茂雄氏による講演「子どもたちと考える日本国憲法」など盛りだくさんの2時間。北星学園大学問題に関する討論もあって、あっという間の2時間。選挙結果がどうなろうとも、年明け国会には「集団的自衛権容認閣議決定の撤回」と「憲法9条を守り、教え子を再び戦場に送る国にするな!」の声を北海道の隅々から安倍首相に集中する活動を展開することを誓い合いました。


(2014/10/13)全教書記学習交流集会が行われました

10月11日・12日、箱根湯本温泉で、全教書記学習交流集会が行われ、道教組から長谷川みどりさん(檜山教組書記)が参加しました。長谷川さん「ぶらりひとり旅」が届きました。

………………………………………………………

 10月11日(土)台風19号の行方を気にしながら新宿から小田急線特急ロマンスカーに乗り車窓からの開放的な景観を楽しみ非日常の心地よさを感じながら約1時間半。箱根湯本の高台に佇み自然が眼前に広がり川のせせらぎが日頃の疲れを癒してくれる温泉ホテル。そんな恵まれた場所で学習交流会が開催されました。

 開会の挨拶で全教の今谷書記長からはこの4月から全教と日高教と一体化し組織と運動の整理を進めてきたこと。憲法改悪をめぐる緊迫の情勢が続いていること。子どもの貧困率、安倍政権の「教育再生」でねらわれるもの、すでに法制化、施策展開されているものなど情勢の現状をポイントをしぼっての報告があり、組合の前進のために力をかしてほしいと締めくくりました。

 その後パネルディスカッションで3名の書記さんの日常の業務の様子を紹介、引き続き分散会に別れ、必要とされる役割、やりがい、そしてその陰にある悩みや矛盾点、労働条件の悪化などが話題となりました。雇用状態の違いはありますが献身的に書記局を支え微力でも組合員の応援をしたいという気持ちでは一致できるところです。

 基調報告の一部に『執行部には書記を「その気にさせる」(育てる)重要な任務があります』とあります。今回私が学習会に参加するにあたって道教組書記長は「3割を学習、7割は楽しんで、日常の激務を少しでも癒してください」と鳥肌が立つくらいに嬉しい言葉で送り出してくれました。何年も前になりますが道教組の書記学習会の時に「書記さんは道教組の大事な財産です」と言ってくださったときには「なんでもやりますっ!!」と心の中で誓ったことを思い出しました。うちの書記長も時々褒め言葉らしきことを言ってくれるのでありがたいのですが、どうも嘘くさくて素直に喜べないんですよねぇ・・のように?一応「その気に」させてもらっています。

 日常の業務は会計や事務関係・雑用と比較的地味な作業におわれ”仕事をこなす”だけの毎日になりがちでしたが高い意識をもって組合の民主的運営に参画する姿勢が必要であることを再認識しました。そして何よりも今学習会での収穫は精神面で非常に恵まれた環境におかれていると確認できたことです。


(2014/09/06) 道教組第27回中央委員会が開催されました

(2014/09/05) 道教組・道高教組・新婦人道本部・道労連・北海道自由が丘学園・子どもと教育・文化道民の会・道子どもセンター・道高校教職員センター付属研究所・DCI札幌セクション・道退教・道高退教が連名で「全国学力・学習状況調査の結果公表にあたって(見解)」を発表しました。

 

〈題〉順位にこだわる「学力」競争ではなく、

   子どもの学ぶ意欲・能力・個性を引き出す

   教育を社会全体で目指しましょう

 

〈見出し〉

 1 わずかな点数の差で一喜一憂すること

   自体の無意味さを文科省・道教委は考

   えるべきではないでしょうか

 2 競争主義教育により、教育だけでなく

   子どもたちの発達までもが歪められて

   います

 3 学校別の公表が行われると、学校の序

   列化や過度な競争に拍車がかかります

 4 「全国一斉学威力医テスト」による競

   争激化を改め、子どもの学ぶ意欲・能力

   個性を引き出す教育を大切にしましょ

   う。

「全国学力・学習状況調査」の結果公表にあたって 見解.pdf
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(2014/07/27) ゆきとどいた教育を進める教育全国署名が今年もスタートしました

 7月27日(日)に、「ゆきとどいた教育を進める北海道連絡会&北海道教育全国署名スタート集会」が行われました。

 集会では、これまでの取り組みの経過や成果などが報告され、今年度の取り組みについて話し合われました。

 昨年度は、連絡会扱いで6万余筆、私学関係扱いで15万余筆の署名が集約されました。また、北海道議会の全会派が道議会請願の紹介議員を受諾してくれました。今年度は、連絡会扱いで10万筆をめざすこと、市町村及びその教育委員会への要請行動を旺盛に取り組むこと,道議会及び市町村議会での「少人数学級を進めるための意見書」採択の取り組みを進めることなどが提起されました。

 集会では、石狩・札幌教組の神保さんが現在の学校の状況を話し少人数学級実現の緊急性を訴えました。また、道退教石狩・札幌支部の阿部事務局長は、「署名の数を追い求めると共に、署名活動に参加する人をグーンとふやしたい」と意気込みを語りました。

 集会のあと、札幌市大通3丁目に移動して、街頭で署名活動を行いました。 

(2014/07/25) 最賃1000円以上の引き上げ、公務員給与制度見直し反対、国民本位の予算実現!をめざし 「2014年夏季闘争勝利7・25中央行動」が行われました

午前11時から文科省前で「2015年度概算要求に向けた文科省前要求行動」と「えがお署名」提出行動が行われました。

 国の責任による30人学級の前進や教育予算の大幅増で教育状況整備を進めることを強く求めました。

 特に少人数学級が地方に丸投げされている状況に怒りの声が上がりました。また、高校無償化を交代させていることや、給付制の奨学金制度を緊急に推進することなどを求める発言が相次ぎました。

 集会のあと、代表が文科省に入り、「えがお署名」を文科省に提出し、教育条件整備を強く求めました。(続きはこちらで)

(2014/06/28)6・28 戦争 をさせない北海道 大集会 に全道から5,500名参加

 全道各地から道教組関係者も続々と大通西8丁目に集まり、道教組関係38名、道退教10数名、全体で5,500名にもなりました。

 主催は、道内外の文化人や市民でつくる「戦争をさせない北海道委員会」です。安倍政権による憲法解釈変更による集団的自衛権行使に反対するための集会でした。

 哲学者の高橋哲也さんや作家の雨宮処凛さんも集会に駆けつけてくれました。高橋さんは「安倍政権の勝手な閣議決定による憲法解釈は、戦後史上最大の政治的反則だ」と批判しました。また、雨宮さんは「アメリカはイラク戦争で人を殺すために300兆円も使いました。人を生かすためにお金を使うべきです。自分がいやだ(解釈改憲)と思うことに意思表示しないと賛成側にカウントされてしまう。日本の国民は納得していないと国際社会に伝えましょう」と呼びかけました。

 集会後、大通7丁目から中島公園まで、札幌の中心街をパレードしました。拍手や腕を振り上げる人が沿道にも目立っていました。


(2014/04/05)「『教育再生』とこの国の未来を考える」小森陽一講演会

 5日に札幌市(北海道大)で「子どもと教育を考える春の集い」が開かれ、九条の会事務局長で東京大学教授の小森陽一さんが講演しました。

 小森さんは、小学校句単位に九条の会を作り、安倍政権の改憲の動きを押し返したいと語り、さらに、学校教育を地域社会と共に歩むものに変え、地域社会が学校教育を見守っていく取り組みにしていくことが求められていると強調していました。

 引き続く学校現場からの報告がありました。

 齋藤秀昭さん(ゆうばり小教諭)は、道教委が学力テストの点数を向上する運動に力を入れ、本来の学びの意味を無視して結果だけを求める姿勢を強めていることに保護者や教員から批判が上がっていることを紹介しました。

 平井敦子さん(真駒内中教諭)は、中学校教育の現状と教科書問題について話され、「まずは、教科書展示会で現物の教科書をしっかり見て、現場の教員の意見をよく聞いて教科書を採択するよう声をあげてほしい」と強調しました。

(小森さんの講演動画を「仲間のページ」にupしました。)

(2013/03/29)「安倍『教育再生』ストップ!」中央集会に道教組から23人参加

 「安倍『教育再生』ストップ! 憲法を守り、いかそう!」と29日、東京・日比谷野外音楽堂に全国の教職員ら2700人超が集いました。安倍政権が戦争できる国づくりへ突き進もうとするなか、「教え子を再び戦場に送らない」との決意をこめ、銀座をパレードしました。全日本教職員組合(全教)、教組共闘連絡会、子ども全国センターの主催です。

 道教組は、各単組・連絡会に呼びかけ、全道から23人(道退教2人含む)が参加しました。

 全教の北村佳久委員長があいさつし、安倍政権の教育政策一つひとつが憲法改悪と一体だとのべ、「国民的な共同で、政治権力の支配から子どもと教育を守ろう」と呼びかけました。

 集会では、埼玉の教職員がエイサーを踊ったり、親父バンド(?)の演奏もあり、全国の教職員の「憲法を守り、生かそう」「安倍『教育再生』ストップ!」に向けた心意気が伝わってきました。

 25条の生存権をあげた京都教職員組合青年部長(34)は、親の貧困が子どもたちに与える影響を訴え、「人間みんなが、健康で文化的な最低限度の生活を営めるようにしたい」と語りました。

 沖縄、長野、大阪、宮城、東京の教職員と高校生がリレートーク。男性(高2)は「私たちは学ぼうとする意欲をもっています。教育の自由と平和を取り戻し、人間に豊かな学びと深い追究を保障しましょう」と呼びかけました。

 九条の会の小森陽一事務局長が講演。韓国とマレーシアの教職員組合からメッセージが寄せられました。

 集会が終わった後、参加者は日比谷野音から銀座までパレードしました。道教組・道高教組など、北海道からの参加者はパレードの先頭に位置し、道行くみなさんに訴えました。

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