青年部のページ
道教組青年部学習会を11月27日(土)、元イスラエル空軍兵士のダニー・ネフセタイさんを講師に迎えて学びました。2021年は東日本大震災から10年目の節目です。また寿都町では高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に向けた文献調査が行われており、青年部として「原発について学び直し、平和について考えよう」という道教組青年部執行部会議から学習会が設定されました。
ダニーさんは「電力が足りないと言っている国が、新幹線の3倍の電力を使うリニアモーターカーをなぜつくるのか?」「水俣病が50年かけて解決できた。だから原発問題も50年かかるだろう。遅すぎるけど、水俣のことから声を挙げ続けることがどんなに大事かということを私たちは学ばなければならない」と、問題点と方向性を具体的でわかりやすく示してくれました。また福島では「“放射能と暮らす”ガイド」が配布されていることを紹介し、「これが良いのであれば、差別と暮らすガイド、泥棒と暮らすガイド、戦争と暮らすガイドなど、何でもできてしまう。それじゃ人権問題は解決できやしない」と指摘しました。
福島第一原発はもともと海抜35mの土地で、建設前に20mまで下げて整地しても場所の確保をしながら安全な高さを確保できるとアメリカのゼネラル・エレクトリック社が計算していました。しかし第一原発は毎秒158トンの水を必要とするため、コストがよりかからない10mまで低くしました。3.11に15mの津波が福島を襲いますが、もしお金がかかっても20mにしていたら、我が家・地元を追い出されることはなかったでしょう。世界の陸地の0.25%しかない日本の土地に、世界の原発の12.5%(福井には世界の3%!)があり、M6以上の地震の20%は日本で起きている事実も紹介し、「これから東日本大震災と同等もしくはもっと大きな地震と津波が起こる可能性は100%であることをみんな知っているが、みんなわかっていながら平気で無視している」と指摘しました。またダニーさんは戦争にも触れ、「戦争も原発も少しの人の利益のためにたくさんの人が犠牲になる」「災害は自然に起きるもの。戦争・原発事故は、起きるものではない。人間が起こしているものである」と説明し、参加者はみんな力強く頷いていました。
〈道教組青年部プレゼンツ〉
ダニー・ネフセタイさん…1957年イスラエル生まれ。高校卒業後、徴兵制によってイスラエル国防軍に入隊。
3年間、空軍に所属する。退役後アジアの旅に出て来日。家具職人として創作活動に従事する傍ら、平和活動で全国を回っている。なぜ原発事故は起きたのか?なぜイスラエルは戦争という手段を捨てられないのか?ダニーさんに今の日本はどう見えているのか……たっぷり語っていただきます!
とき:2021年11月27日(土)
14:15開場 14:30開演
方法:ZOOM
(下のQRから申し込みください)
⇒詳細は、
右下のpdfを開いてみて下さい
〈道教組青年部プレゼンツ〉
オトナの宿泊学習 in 旭川
紅葉と温泉とボーリングの旅
…つまり盛りだくさん( 笑)
日時: 2019年9月14~15 日
場所: 旭川市・上川町
費用: 実費(温泉、宿泊、ボーリング、交流会)
⇒詳細は、
下のpdfを開いてみて下さい
と き:2018年10月27日
~28日
ところ:小樽市
参加費:宿代・飲食費で
¥3,000
○コテージで、話題が尽き
るまで朝里川温泉で語り
合う
○ブラさんぽ
買い物三昧
ガラス工芸に挑戦 など
○2018年12月もやります
「ゆいまーる」
とき:208年12月26日~28日
※26日午前に
オプショナルツアー企画
費用:現在調整中
資格:全教職員
35歳以上の方は、1名以上
の青年を誘うこと
問合せ先
:ゆいまーる実行委員会
事務局長 森下瑛仁
メール
morishita_union@yahoo.co.jp
今年度の道教組青年部総会は、5月21日に道教組本部にて行いました。
まず、今年度の体制として、前年度までの部長太田(上川)、副部長山本先生(網走)・遠藤先生(宗谷)に加え、新たに富樫先生(檜山)に副部長に加わっていただきました。青年部の中での次世代への引継ぎに向け、頼もしい体制を作ることができました。
また、青年部独自の企画として、今年度も「オトナの宿泊学習」を行うことが決まりました。これまでは、工場見学や製作体験など屋内での活動がメインでしたが、今回は野外での活動に挑戦しようと、旭川近郊でラフティングを行うことになりました。開催期日が9月24日~25日とラフティングにはぎりぎりの季節ですが、他にもそば打ち体験や夜の交流など、充実した企画になるよう役割分担を行いました。例年課題となっている宣伝と参加の呼びかけにも力を入れていきたいと確認しあいました。
もう一つ、青年部の関わる企画で、高教組青年部と共催の青年部合研が9月17日、18日に富良野にて行われます。これまで、道教組青年部としてなかなか運営に関わることができずにいましたが、今年度は高教組青年部の先生方と連絡を取り合い、分科会を一つ受け持つ方向で調整しています。全教青年部北海道・東北ブロック集会も兼ねての開催となるため、道外の先生方と交流する貴重な機会にもなります。
広い北海道で集まることは簡単ではありませんが、若い世代の教職員がつながりを広げ気持ちを新たに現場に戻っていける場を作っていきたいと考えています。ぜひ、各地域から青年教職員に声をかけていただきたいと思います。
今年もこの季節がやってきた♪オトナも楽しく学びたい! 全道の仲間とつながり、その地域について学べちゃう。 前回は旭川、今年は小樽へ!どんな仲間と出会えるかな~♪
日 時:9月20(日)・21日(祝)
場 所:小樽市内
日 程:
20日 14:00 現地集合
ガラス作り体験
(実費 3000円くらい)
18:00 交流会
飲んで話して楽しもう
21日 午前中 小樽歴史散歩
(フィールドワーク)
参加費:実費です。宿泊費・交流会で1万円弱で
す。
交通費:道教組各単組から補助が出るかも!
宿 泊:スマイルホテル小樽
集約締切:1学期中
申込先:能代(道教組後志連絡会)
n204g127@hotmail.co.jp
お問い合わせ:道教組(TEL011-742-0101)
2014年度の青年部「オトナの宿泊学習」が行われました。
1日目の13日(土)には、道教組第27回中央委員会も行われたため、椙木書記長をはじめ何人かの代議員のみなさんは、夜に合流しました。
右の「見学のしおり」は、宗谷教組内藤書記長の作です。(詳細は後日)
異常な長時間労働、生活ができない低賃金、将来への希望が持てない不安定雇用、高すぎる学費と返済が困難な奨学金、消費税増税、原発再稼働など私たち青年にはくらしの中で様々な「プレッシャー」が押し付けられています。普段は「仕方ない」「当たり前」と考えている現状を見直してみませんか。
「北海道青年フェスタ」は「当たり前だと思っている現状」や「現状を変えたい」という働く青年や学生の思いを交流し社会にアピールする集会にしたいと考えています。
当日は、青年労働者の現状の寸劇や、札幌で平和や人権のための裁判にとりくむ青年弁護士橋本祐樹さんに当たり前になっている働き方のどこが異常なのか、どうすれば変えられるのかなどを話していただきます。他にも、参加者からの訴えも予定しています。
実行委員会には、労働組合の青年部や業者青年組織、学生・高校生などでつくる青年団体が参加しています。正規・非正規、民間・公務、労働者・業者など立場の違いをこえて若者の力で社会を変えていきましょう。北海道青年フェスタへの参加を心からよびかけます。
名 称:第4回北海道青年フェスタ
日 程:9月29日(日)13時30分~15時(15時~16時 パレード予定)
場 所:札幌地下歩行空間 北大通交差点広場
内 容:13:30 開会あいさつ
13:35 寸劇
13:55 学習(橋本祐樹弁護士)
14:20 発言
14:30 マイクリレー
14:50 集会アピール
15:00 パレード
16:00 終了