◎ゆきとどいた教育めざし
署名と7項目の請願書を提出
2月9日、ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会は、道議会に対し教育全国署名と要請書を提出しました。提出は、事務局の新保(道教組)と道端(道高教組)が行い、議会事務局が対応してくれました。
署名は昨年7月から今年の2月末までとりくみ、最終集約で3万2431筆となり、運動に対する確信となりました。北海道連絡会に結集する道高教組、道教組、新婦人、道労連が中心となり、退職教職員にもかなり応援していただきました。
全道で少人数学級早期実現、教育費の無償化、教職員定数改善、奨学金の拡大、特別支援教育の充実な
ど切実な教育要求7項目を訴え、今年も多くの道民から賛同を頂くことができました。
この間、職場での署名、街頭宣伝・署名行動、商店街への依頼、PTAへの広がり等、全道各地、様々なとりくみで多くの教訓をつくることができました。現役教職員は、ゆきとどいた教育の実現めざし、全道から叱咤激励された思いがします。
また、道議会議員や国会議員の方とも懇談することで、この運動の重要さを伝えてきました。
道議の紹介議員は全会派から26名、国会議員(北海道選出)は5名となっています。
この運動にかかわった全道各地の皆様に改めてお礼申しあげます
◎教育全国署名北海道集約集会を開催
全道から集まった署名が2万9175筆
ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会は12
月18日(土)、教育全国署名北海道集約集会をオ
ンライン開催し、会場参加と合わせて約40名が参
加しました。集会では、全道から集まった署名数が
報告され、2万9175筆になりました。
◎全道各地のとりくみが豊かに報告されました
・桶谷さん(新婦人旭川支部)
旭川支部は900筆以上集めています。旭川の小1・2年生は32人学級ですが、かつては30人学級でした。改めて30人学級にするよう要請しています。いじめ事件がありましたが、このようなことが無いよう願っています。市教委にGIGAスクール問題でも要請を行っています。
・釜萢さん(全釧路)
署名の目標を超えたいということで、署名期間中、ラインを使い集まった署名数を報告してもらい活用していました。結果、昨年よりも集まりました。(800筆以上)
・安里さん(檜山教組)
檜山には大きなスーパーがないので街頭署名はせず、保育園や幼稚園、教育委員会などにもお願いし、オーソドックスに署名にとりくんでいます。(2000筆以上) ………以下略
◎高教組北見支部が
生協前で 今シーズン最後の 署名行動
10 月 17 日、今シーズン最後の街頭署名を北見
市内の生協前で実施しました。参加者は、 道高
教組道端書記次長と北見支部3分会の4名で 、
署名は 70筆ほど集まりました。
◎高教組上川支部で自治体訪問と事業所回りの活動
自治体訪問は、上川・愛別・鷹栖・幌加内で、
市長と教育長と懇談し、要請書を渡しました。
◎10月2 日、 全釧路教組・高教組釧路支部が
COOPさっぽろ前で署名行動
10 月 2 日(土)の緊急事態宣言明け 、両教組
共同で COOP さっぽろ前に集まり、教育全国署
名の活動で56 筆集まりました。 急なよびかけに
もかかわらず、両教組で7 名参加し、約 1 時間
の署名行動でした。お店の方からも協力があり、
たくさん署名を集めることができました。
◎10月9日 、高教組 空知支部・空知教組が COOPさっぽろ前で街頭署名行動
教育全国署名街頭宣伝活動があり、 COOP さ
っぽろ滝川店前で行いました。
例年は滝川道の駅で行っていたのですが、コロ
ナ感染のため道の駅が許可されず、場所をCOOP
さっぽろにかえました。
1 時間ほどの行動でしたが 13 筆集めることが
できました。「頑張ってください」と励ましの言
葉をかけてくれる方もいました。
◎教育全国署名で国会議員要請を行っています
◆教育全国署名ではたやま和也候補(日本共産党)と懇談
「共産党は教育政策を掲げているので、野党共
闘の共通政策に教育問題も入ればなお良かっ
たですね」とも
◎市町村への陳情・意見書採択の結果を
お知らせします
……10市町村で意見書が採択
◎教育全国署名で国会議員要請を行っています
◆池田まき議員
子どもの学ぶ場の保障が憲法の精神
◆松木謙公議員
学生の貧困問題で強い関心
◆道下大樹議員
教育予算増額要求等で賛同
◎2022年度文科省概算要求の特徴
(文科省の概算要求に対する全教の談話 から)
デジタル化・教育の ICT 化予算が増え、
「教員減らして、 PC 増やす」概算要求
1、国の責任による35 人以下学級の早期実現、
教員定数の抜本的改善を求めます
2、国・財界がねらう「デジタル社会」の実現、
「教育のICT 化」を押し付ける教育予算
3、権利としての教育 無償化をすすめる予算が
求められています
「高校の統廃合・学級削減ではなく
少人数学級です!」
○ 北海道連絡会が
道教委と「高校配置計画案」で意見交換
8月6日 「ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会」は道教委に対し、今年度は留辺蘂高校の募集停止等を提案している「高校配置計画案」に対する要求書を提出し、意見交換をしました。
○ 教育全国署名「西いぶりスタート集会」開催
総選挙も見据え、
少人数学級を一気にすすめるチャンス
8月21日、「ゆきとどいた教育をすすめる西いぶり連絡会」が室蘭市で教育全国署名スタート集会を開催し、10数人が参加しました。
全教副委員長の浪岡知朗さんがYoutube参加し、「令和の日本型学校教育による公教育の市場化ではなく、すべての子どもたちにゆきとどいた教育を保障しよう」と題して講演がありました。
札幌パルコ前昼宣伝
中学・高校でも少人数学級を!
7月30日、「ゆきとどいた教育をすすめる北海道連絡会」がパルコ前で街頭宣伝・署名行動を行いました。平日のお昼、高教組・道教組の書記局、新婦人から8名が参加し、各団体が少人数学級の必要性、教育予算増額、教育条件整備、子どもたちのためにできることを訴え、教育全国署名への協力を呼びかけました。
コロナ禍ではありますが、私たちの訴えに足を止めて署名に応じる市民もいました。
教育効果の明らかな少人数学級は、国民的要求です。小学校だけでなく、中学・高校でも「20人学級」を展望したさらなる少人数学級が必要です。また、全国の児童・生徒のコロナ感染者は、文科省発表で(2020年6月~21年1月)1万2000人を超えています。新型コロナ感染防止のためにも少人数学級を実現しましょう。
11月末まで続く教育全国署名に、参加者も決意を新たにしました。
猛暑の中、 始まりました
札幌駅前で 街頭宣伝
7月 17 日、猛暑の中、万全の感染対策をして、札幌・石狩連絡会が札幌駅前で街頭宣伝を行いました。
高教組・道教組 から 10 名が参加し、ゆきとどいた教育実現のための 教育予算増、 教育条件整備 、少人数学級の前進、教員定数改善等を訴え、市
民にアピールしました。
コロナ禍ではありますが、足を止めて署名に応じる市民もいて、約 1 時間弱の宣伝を行いました。今後の署名行動に弾みのつく1 回目の街頭宣伝行動になりました。
「少人数学級をめざす北海道スタート集会」開催
少人数学級の必要性を学び、さらなる前進を
7月11日、「少人数学級をめざす北海道スタート集会」をリモートで開催し、全道から約50名が参加しました。
集会では、「少人数学級化を求める教育研究者有志」のメンバーであった本田由紀さん(東京大学大学院教授)から「少人数学級の必要性」について学びました。
その後、北海道連絡会のとりくみ提起や全道交流が行われ、今年も頑張る決意がわいた集会となりました。